2007年08月30日

家づくりには「防犯意識」と「防犯知識」をもつことが大切

このところ「残虐」としかいいようのない犯罪が、毎日のようにニュースを
賑わしています。


小遣いが足りないからと、忍び込んで現金やカードを盗み、

顔を見られたからといって惨殺する。
しかも、いままで事件を起こしたことのないような人間が
驚くような凶悪犯罪を起こしてしまう。
いままでは、とても考えられないような事件が、ほんとうに身近なところで
発生しています。


さて、今は外部からの侵入犯罪では、まず「命」が狙われることを考えなければ

なりません。
小さなお子さんには「いたずら」。訪問者のふりをした強盗、空き巣。
ストーカー目的の覗き、下着泥棒。
うさ晴らし目的の放火。


いずれの犯罪でも、家族の命に関わるほど危険なことが、ごく当たり前のように

起きてしまいます。


でも、「怖い、うちにきたらどうしよう」と思わないところが、日本人の怖い

ところ。完全な平和ボケといっても過言ではありません。
まわりで侵入犯罪が多発していることを知っていても「自分だけは大丈夫だろう」
と、根拠のない安心感を持っている方々がほんとうに多すぎます。
なぜならば、そう思わないと「怖い」から。


では、このように怖い時代には、どのような心構えが必要なのでしょうか?

NPO法人日本防犯学校学長の梅本 正行 氏によると、
住み手がまず意識しなければならないのは、
「防犯意識」をもつこと。


意識を持つことで、自然に「怖い時代だな」ということがわかります。

そこで、どうしたら良いのかを知ることが「防犯知識」を持つことです。
その「防犯知識」に基づいて対策を講じることを「防犯対策」と定義して
います。


しかも、家を建てる場合には、家を建てる会社の防犯レベルをしっかり見極める

必要がある。とも説いています。


また、家を建てる会社の防犯知識を測る6つのチェックポイントとして、

以下の項目を挙げています。


 □ 家を建てようと思っている地域で、どんな犯罪が起こっているのか調べている。

 □ それに基づいて、どういった防犯意識、防犯知識を持つ必要があるのか説明している。
 □ CP建材を知っているのか、どうか。
 □ 「ピッキング」「カム送り解錠」「サムターン廻し」という手口を知っているか。
 □ 番犬を飼うなら、放し飼いがいいのか、つないで飼うのがいいのかわかっている。
 □ 防犯知識と知識を説明できるほど勉強しているか。


新築であれば最初から対策できるとしても、既存家屋のリフォームの場合はどうでしょう。

梅本氏は、適材適所の複合防犯という切り口で解説しています。
防犯対策をしっかりしておけば、犯罪者が「入りたくない」「入りにくい」住宅を
わざわざ狙うことはありません。


このようなことは、打ち合わせ段階から話題になれば、適切な対処ができるのですが、

最初から「防犯」という視点でご提案しても、うさんくさく思われてしまうところが
私の立場上、とても辛いところです。

しかし、住宅の防犯と防災は、家族の資産と生命を守るうえで、とても大切なことです。



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